徳島市立考古資料館

とくしま好古楽倶楽部 第9回 勾玉をつくってみよう

とくしま好古楽倶楽部、第9回はおなじみ勾玉づくりです。

矢野遺跡出土勾玉

勾玉は縄文時代から身に着けられるようになったといわれています。その独特の形の由来については、動物の牙由来説、玦状〔視力検査で使用されるマーク(ランドルト環)のような形〕耳飾りの再加工品由来説など様々あり、いまだにわかっていません。
邪馬台国の2代目の女王台与が魏の皇帝への贈り物に勾玉が含まれていたようで、『魏志倭人伝』の中で「孔青大句珠」と記されて登場しています。
勾玉は装身具のほかに、祭祀具としても用いられたようで、祭祀が行われた遺跡からも出土しています。 考古資料館の周りに広がる矢野遺跡では、近くで採れる蛇紋岩を加工して勾玉をつくっていたとみられる工房が見つかっており、そこで出土した勾玉と特徴を同じくする勾玉が香川県や岡山県など瀬戸内沿岸で出土しています。

まがたまづくり

今回の学習会では、滑石(かっせき)という加工しやすい石を材料にして勾玉を作ります。初めに大まかに勾玉形に切った石を材料にして布やすりを使って角を削り落とし、勾玉らしい輪郭に整えたあとで耐水ペーパーをつかって全体を磨いて仕上げます。
慣れたら、しかくい石材をのこぎりややすりを使って好みの形に加工して“自分だけの勾玉”づくりに挑戦することもできます。

色とりどりの勾玉

考古資料館での勾玉づくりでは、とくしま好古楽倶楽部限定で勾玉の染色も行います。色は赤、黄、緑、青、紫になります。
色付けができる勾玉づくりは考古資料館では、この学習会だけ。いつもとは違う勾玉を作ってみたい方はぜひご参加ください。

学習会の詳細について

開催日時

令和3(2021)年1月10日(日)
午後1時から午後4時まで(作業の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散)

申し込み方法

令和2(2020)年12月13日(日)午前9時30分より、考古資料館事務室へ直接または電話にてお申し込みください。(電話:088-637-2526)

対象・定員

小学生以上の方30名(定員に達し次第募集を終了します。)

参加費・材料費

全て無料