徳島市立考古資料館

とくしま好古楽倶楽部 第8回 火おこしに挑戦してみよう -中止-

とくしま好古楽倶楽部令和2年度の最後の活動は火おこしに挑戦してみます。

『職人尽絵詞』にみる鍛冶風景

地球上の動物の中でヒトが他の動物と大きく違う点として”火を扱う”ことがあげられます。ヒトがいつから火を恐れずに扱うようになったのかについてはまだわかっていませんが、北京原人の骨が見つかった中国の周口店遺跡では約50万~40万年前の焚火の跡が見つかっていて明りや暖房、調理のほかモノづくりに利用され、人間の生活大きな影響をもたらしました。

熱した釘をたたいて鍛えます

火を使い始めた頃の人類は火山の溶岩や自然発生した山火事の火を利用して使っていたと考えられていますが、やがて摩擦によって火がおきることを知り、自ら火をおこすようになったと考えられています。世界各地で木をこすり合わせて火をおこしたとみられる痕跡が見つかっています。

形を整えて作ったペーパーナイフ

今回の学習会では現在でも神社の神事などで使われている舞錐(まいぎり)式と呼ばれる方法で火をおこすことに挑戦します。舞錐式の以外の方法でも火をおこす実験をおこなう予定です。
どうぞお楽しみに!!

学習会の詳細について

開催日時

令和3(2021)年2月13日(日) 
午後1時から午後4時まで(作業の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散)

申し込み方法

令和2(2020)年1月10日(日)

対象・定員

小学生以上の方20名 (定員に達し次第募集を終了します。)
新型コロナウイルス感染予防のため、今年度のとくしま好古楽倶楽部は事前に参加申し込まれた方のみ会場へ入室できます。参加を申し込まれていない保護者の方も入室できませんので、ご了解ください。

参加費・材料費

全て無料

その他

新型コロナウイルス感染予防のため徳島市内の小・中学校に休校措置がとられた場合は開催を中止し、ホームページに掲載するほか申し込みいただいた方には電話にて個別に連絡いたします。