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とくしま好古楽倶楽部 第7回 石器をつくってみよう

とくしま好古楽倶楽部、第7回は石器づくりに挑戦します。

南庄遺跡出土の石鏃

石で作られた道具のことを石器と呼びます。ケニアでは猿人が作ったと考えられる約330万年前の石器が見つかっていることから、現生人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)が誕生した段階で石器を使っていたと考えられます。

輪積みによる土器づくりの様子 

石器は金属器が普及し始める弥生時代ごろまで作られ、使用されてきました。縄文時代や弥生時代の徳島では、香川県で産出する、硬くて薄く割れやすい、サヌカイトと呼ばれる石をつかって石器がつくられました。
 今回の学習会では、香川県で採取してきたサヌカイトを材料に、矢の先の部分の(せきぞく)を作ります。いくつかの石鏃を作ったら、その中からお気に入りのひとつを選んで矢に取り付けます。そのあと、考古資料館の野外教室で弓をつかって矢を飛ばします。

輪積みによる土器づくりの様子 

学習会の詳細について

開催日時

平成29(2017)年11月12日(日)
午後1時から午後4時まで(作品が出来上がり次第、午後3時以降自由解散)

申し込み方法

定員に達したため、受付は終了しました。

対象・定員

小学生以上の方30名(定員に達し次第募集を終了します。)

参加費・材料費

全て無料

お願い

当日は最後に屋外(資料館敷地内)での活動がありますので、汚れてもよい服装で参加してください。