徳島市立考古資料館

平成30年度冬季企画展「徳島市の遺跡 阿波国府跡」

夏季企画展チラシ

冬季企画展は毎年徳島市内の遺跡をひとつとり上げて紹介する展示をおこなっていますが、今回で5回目を迎えます。
今回は阿波国府跡を紹介します。
飛鳥時代から奈良時代にかけての日本は、中国大陸に成立した国家である隋や唐の制度を学び、国内の政治制度に積極的に取り込んでいきました。国内の支配体制についても都から各地方を支配する中央集権体制を整えていきました。各地方には都からの出先機関として国衙が設けられ、国司が派遣されました。そして国衙を中心として成立した都市を国府と呼んでいます。

阿波国の国府は現在の徳島市国府町の気延山と鮎喰川にはさまれた一帯に成立した事がわかっています。阿波国府の実態についてはまだまだ明らかになっていないのですが、古代の徳島の中心地であった阿波国府で出土した代表的な資料と国府の役割について紹介します。

冬季企画展チラシのダウンロード

会期

平成31年1月22日(火)から3月24日(日)まで

会期中の休館日

1月
 28日(月)

2月
 4日(月)、12日(火)、18日(月)、25日(月)

3月
 4日(月)、11日(月)、18日(月)、22日(金)

開館時間

午前9時30分から午後5時まで
 入館は午後4時30分まで

ところ

徳島市立考古資料館 展示室

ワークショップ「木簡づくり」

木簡は紙が貴重だった時代に紙の代わりに薄く裂いた板に記録したものです。阿波国府跡の関連遺跡である観音寺遺跡と敷地遺跡からは多くの木簡が出土し、これらは国の重要文化財に指定されています。
今回は実際に薄く裂いた板に墨書きで名札木簡をつくってみます。

日時:平成31年3月3日(日)
   午後1時から4時

場所:考古資料館研修室

対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)

定員:25名(先着順)

申込:1月22日(火)から資料館へ直接、または電話にてお申し込みください。
   電話番号:088-637-2526

参加費:無料