とくしま好古楽倶楽部 第1回 組紐をつくってみよう
とくしま好古楽倶楽部、平成30年度の第1回目は組紐づくりに挑戦します。
複数の糸を組み合わせて1本の紐にしたものを組紐(くみひも)とよんでいます。組紐は仏教が日本に伝来した際、経典や仏具などの飾り紐として持ち込まれたのが始まりではないかと考えられています。
装飾だけではなく、複数の糸を組み合わせて作ることで強度が増すため、刀や鎧に用いる紐など実用品としても使われ、今でも日本の各地で伝統工芸品としてつくられています。
最近では、大ヒットしたアニメ映画でヒロインが組紐で髪をくくるシーンがあり、注目されました。丸打紐(まるうちひも)と呼ばれる種類の組紐で、今回の学習会でもこの丸打紐に仕上がる組紐を作ります。
ちなみに、日本でプロサッカーリーグのJリーグが始まった時、中学生や高校生を中心に流行したミサンガも組紐の一種で、こちらは平打紐(ひらうちひも)と呼ばれる種類になります。
組紐づくりにはいくつかの作り方がありますが、今回の学習会では円盤状の補助具を使って組紐を作ります。また作り方を説明した資料も用意しているので、低学年のお子様でも簡単に作れるようになっています(学習会のあと、補助具は持ち帰っていただいても構いません)。
様々な色の糸を組み合わせや組み合わせていく順番で、思いがけない配色の組紐になったりするのが組紐づくりの楽しさのひとつです。あなたがつくる組紐はどんな色になるでしょうか?応募お待ちしています。
学習会の詳細について
開催日時
平成30(2018)年5月13日(日)
午後1時から午後4時まで(作業の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散。)
申し込み方法
申し込みの受付は終了しました。
対象・定員
小学生以上の方30名(定員に達し次第募集を終了します。)
参加費・材料費
全て無料