令和5年度特別企画展「国華-阿波国分寺跡・国分尼寺跡を探る-」(終了しました)
741(天平13)年、聖武天皇はすべての律令国に国分寺と国分尼寺を建立し、国の安寧を祈るよう詔を発します。「国分寺建立の詔」として歴史の教科書にも記されているのでご存じの方も多いと思います。
徳島市立考古資料館から南に約1キロ離れた場所に四国遍路十五番札所として知られている阿波国分寺がありますが、阿波国の国分寺はまさにこの場所に建立されました。
では、どうして聖武天皇は日本の各地に国分寺を建てるように命じたのでしょうか?その背景を探ってみると今の私たちなら共感できそうな出来事が見えてきます。
そして徳島に建てられた阿波国分寺、安房国分尼寺は一体どのようなお寺だったのでしょうか。これまでの発掘調査で出土した遺物や、他の地域の国分寺や国分尼寺の事例を交えながら、阿波国分寺・阿波国分尼寺について紹介していきます。
会期
令和5年9月16日(土)から11月26日(日)まで
会期中の休館日
9月
19日(火)、25日(月)
10月
2日(月)、10日(火)、16日(月)、23日(月)、30日(月)
11月
6日(月)、13日(月)、20日(月)、24日(金)
開館時間
午前9時30分から午後5時まで
入館は午後4時30分まで
ところ
徳島市立考古資料館 展示室
入館料
無料
主な展示資料
阿波国分寺跡出土軒平瓦・軒丸瓦 など
阿波国分尼寺跡出土軒平瓦・軒丸瓦 など
記念講演会 中止
「瓦からみる古代阿波の寺院造営」
岡本 治代 氏 (元徳島県立博物館 学芸員)
日 時 講師の事情により中止になりました。
会 場 考古資料館研修室
定 員 50名 事前申し込み不要 当日会場まで(聴講無料)
特別企画展関連ワークショップ「軒丸・軒平瓦プラ板キーホルダーづくり」
阿波国分寺跡、阿波国分尼寺跡から出土した軒丸瓦や軒平瓦の文様をモチーフにしたものを透明のプラ板に油性ペンで写し取ったあとトースターに入れて加熱して収縮させたものをキーホルダーに仕上げます。
日 時 令和5年11月3日(金・祝) 13:00から15:00まで
会 場 徳島市立考古資料館 研修室
対 象 小学生以上の方
定 員 30名(事前申し込み制・先着順)
申 込 現在参加者募集中です。
受講料等 すべて無料
企画展示・現地解説会
特別企画展の展示資料を担当学芸員による解説を聞きながら観覧します。
9月16日(土)
10月1日(日)、10月28日(土)
11月26日(日)
いずれも13:00から14:00まで。
事前申し込み不要。当日展示室入り口にお集まりください。
主催
徳島市教育委員会
徳島市立考古資料館