とくしま好古楽倶楽部 第10回 織物でコースターをつくってみよう
とくしま好古楽倶楽部、令和6年度とくしま好古楽倶楽部の最終回は織物に挑戦します。
糸を縦と横に組み合わせてつくられた布地のことを織物と呼んでいます。織物の技術は、大陸から稲作が伝わるのと同じ時期に日本に伝わったと考えられています。
伝わってきた当時の織物は地機(じばた)の中でもとてもシンプルな構造の機織り機が用いられ、このような機織りを原始機(げんしばた)と呼んでいます。徳島市内の庄遺跡からは、原始機の一部とみられる木製品が出土しています。
今回の学習会は織物の原理を理解してもらうことに主眼を置いています。そのため、縦の糸と横の糸の構成が目で見てわかりやすいように、糸の代わりに毛糸を使って行います。
織機はスチレンボードでつくったものを利用し、おおよそ10センチ四方の織物を作ることができます。
織っている途中で毛糸の色を変えて、縞模様にすることもできます。
学習会の詳細について
開催日時
令和7年2月9日(日) 13:00~16:00
(作業の進捗具合をみて、午後15:00ごろに自由解散)
会 場
徳島市立考古資料館 研修室・展示室
対象・定員
小学生以上の方(小学生は保護者同伴)
定員30名
申し込み方法
1月15日(水)より、開館時間中に考古資料館事務室へ直接または電話(088-637-2526)にて受け付け。
先着順。定員に達し次第受け付けを終了します。
参加費・材料費など
全て無料