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とくしま好古楽倶楽部 第4回 古墳のミニチュア模型をつくってみよう(終了しました)

とくしま好古楽倶楽部、第4回は古墳の立体模型作りに挑戦します。

空から見た渋野丸山古墳

渋野丸山古墳

 徳島市渋野町に残る渋野丸山古墳は徳島県内で一番大きな前方後円墳です。今から約1600年前に造られたと考えられていて、古墳の形や出土した埴輪の特徴から倭(大和)王権と深いつながりがあった人物の墓であると考えられています。
 元は全長105mの前方後円墳でしたが、古墳の一部が崩れている事や木や竹が生い茂っているので、古墳を見慣れている人でないと、なかなか古墳の形が分からない状態です。

古墳の形に合わせてスチレンボードを切っていきます。

 そこで「渋野丸山古墳が造られた当時はこんな形の古墳だったんだよ」というのが分かる模型をスチレンボードとよばれる素材を使って使って作っていきます。スチレンボードに古墳の輪郭を描いて切り抜いていきます。切り抜いたものを重ねていって古墳の形に整えていきます。

土の部分と葺石の部分を塗り分けて

 古墳の形に整えたら、あとは絵具で古墳をぬったり、ジオラマ模型でよく使われる芝生パウダーをつけて雰囲気のある古墳模型に仕上げて完成です。

完成です

 模型を作って前方後円墳の構造を理解できたら、今度は実際に渋野丸山古墳に行ってみましょう。きっと古墳の形を目で追えるようになって面白い見学になると思いますよ。
 夏休みの自由工作でもいけるかも!?

学習会の詳細について

 開催日時

令和6年8月11日(日) 13:00~16:00
(作業の進捗具合をみて、終了予定時刻前に自由解散する場合があります)

 会  場

徳島市立考古資料館 研修室・西側広場

 対象・定員

小学生以上の方(小学生は保護者同伴)

定員30名

 申し込み方法

終了しました。

 参加費・材料費など

全て無料