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とくしま好古楽倶楽部 第6回 琴をつくって演奏してみよう

とくしま好古楽倶楽部、第6回目は古代の琴をつくってみます。

組紐完成品

弥生時代から古墳時代の遺跡から琴の部材とみられる板が出土しています。現代の琴は奈良時代に中国から伝わってきたものがルーツになっているのに対して、弥生時代、古墳時代の古墳は複数の弦がひとつの孔(集弦孔)から放射状に広がるように張られていたと考えられています。
 当時の琴は音楽を楽しむための楽器として用いられたのではなく、占いやまじないといった祭祀の時に用いられたと考えられており、『日本書紀』では琴を弾いて神に意見を問う儀式で用いられている記述が見られます。

 今回の学習会ではスチレンボードや厚紙、輪ゴムを材料に製作します。弦を支える琴柱(ことじ)の位置を変えると弦の音が変わるのでチューニング次第で音階の調整もできます。あなたがつくる琴はどんな音色を奏でるでしょうか?

学習会の詳細について

 開催日時

令和6年度10月13日(日) 13:00~16:00
(作業の進捗具合をみて、15:00頃に自由解散)

 会  場

徳島市立考古資料館 研修室

 対象・定員

小学生以上の方(小学生は保護者同伴)

定員30名

 申し込み方法

9月15日(日)より、開館時間中に考古資料館事務室へ直接または電話(088-637-2526)にて受け付け。
先着順。定員に達し次第受け付けを終了します。

 参加費・材料費など

全て無料