とくしま好古楽倶楽部 第7回 サヌカイトで矢じりをつくって飛ばしてみよう
とくしま好古楽倶楽部、第7回はサヌカイトを加工して矢じりをつくってみます。
氷河期が終わり、温暖化がすすむと大型の哺乳類が絶滅して動きが俊敏な中型・小型の哺乳類が狩猟の対象になりました。それらの動物を狩る道具として縄文時代になって弓と矢が作られるようになりました。まだ鉄が無かった当時、矢の先端にはガラスに似た性質を持つ石材をするどく加工したもの(石ぞく)を取り付けて弓で飛ばしていました。
徳島では縄文時代から弥生時代の間、主に香川県の金山や五色台周辺で産出するサヌカイトを加工して石ぞくをつくっており、様々な遺跡から出土しています。
今回の学習会ではサヌカイトを実際に割りながら加工して石鏃をつくってみます。石鏃をつくったあとは矢に取り付けて弓で飛ばしてみます。
学習会の詳細について
開催日時
令和6年11月10日(日) 13:00~16:00
(作業の進捗具合をみて、15:00頃に自由解散)
会 場
徳島市立考古資料館 研修室・展示室
対象・定員
小学生以上の方(小学生は保護者同伴)
定員30名
申し込み方法
10月16日(火)より、開館時間中に考古資料館事務室へ直接または電話(088-637-2526)にて受け付け。
先着順。定員に達し次第受け付けを終了します。参加費・材料費など
全て無料