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とくしま好古楽倶楽部 第8回 鋳造で銅鏡をつくってみよう

とくしま好古楽倶楽部、第8回は鋳造の仕組みを勉強しながら銅鏡をつくってみます。

宮谷古墳出土の三角縁神獣鏡

氷を温めると溶けて水に変化するように、金属も高温で熱すると溶けてドロドロになります。溶かした金属を鋳型に流し込んで冷ますと鋳型の中の形にあわせて固まります。この原理を利用して金属の製品をつくる方法のことを鋳造(ちゅうぞう)とよんでいます。

溶けた金属を鋳型に流し込無写真

鋳造の技術が日本に伝わってきたのは弥生時代の初めの頃であると考えられています。鏡は中国大陸でつくられたものや日本国内でつくられたものに大別されますが、どちらの鏡も鋳造でつくられています。

鏡面はしっかり磨くとちゃんと写ります

今回の学習会では、約140℃で溶ける低融点合金を使ってミニチュアの銅鏡をつくります。鏡面はしっかり磨くと実際に鏡として使えるくらいピカピカになりますので、しっかり磨いてみてください。
溶けた金属を自分で鋳型に流し込んで鋳造の原理について学んでいただくとともに銅鏡のミニチュアもゲットできる人気の学習会です。

学習会の詳細について

 開催日時

令和6年12月8日(日) 13:00~16:00
(作業の進捗具合をみて、15:00頃に自由解散)

 会  場

徳島市立考古資料館 研修室・展示室

 対象・定員

小学生以上の方(小学生は保護者同伴)

定員30名

 申し込み方法

11月15日(金)より、開館時間中に考古資料館事務室へ直接または電話(088-637-2526)にて受け付け。

 先着順。定員に達し次第受け付けを終了します。

 参加費・材料費など

全て無料。