とくしま好古楽倶楽部 第6回 円筒埴輪をつくってみよう
とくしま好古楽倶楽部、第6回は円筒埴輪づくりに挑戦します。
古墳から見つかるものとしてイメージされる代表的なものに埴輪(はにわ)があります。埴輪と言えば馬や犬、鎧をまとった人物、それとも踊る人・・・いえいえ、古墳からたくさん見つかる埴輪は円筒埴輪と呼ばれる埴輪で、今回はこの円筒埴輪のミニチュアを作ってみます。
円筒埴輪は読んで字のごとく円筒形で短い土管を縦に置いたような形状をしたものです。元々は弥生時代のお墓で壺を供える時に使われた器台が弥生時代が終わる頃に装飾性の高い大きなものに変化し、古墳時代になってシンプルなものがたくさんつくられるようになり、これを古墳や墳丘や遺体を埋葬した空間の周囲を取り囲むように並び立てられるように変化していきました。
人物や動物をかたどった埴輪に比べると円筒埴輪はあまり特徴が無く面白みに掛けるかもしれませんが、ちょっと待ってください。円筒埴輪には情報がたくさん詰まっていて、円筒埴輪を調べることでたくさんの事が分かります。今回の学習会では、円筒埴輪のどんなところにどんな情報が隠されているのを説明しながら、円筒埴輪を作っていきたいと考えています。
学習会の詳細について
開催日時
令和7年10月12日(日)
午後1時から午後4時まで
活動の進捗具合をみて、午後3時ごろに自由解散する予定です。
会場
徳島市立考古資料館 研修室・展示室
対象・定員
小学生以上の方(小学生は保護者同伴)
定員30名
申し込み方法
令和7年9月15日より開館時間中に直接または電話(088-637-2526)にて考古資料館事務室へ直接お申し込みください。
先着順。定員に達し次第受け付けを終了します。
その他
粘土を使いますので、汚れてもよい服装またはエプロンをご持参してご来館ください。
製作した作品は、乾燥させた後で焼成します。そのため、当日は作品を持ち帰ることができません。
焼成した作品は、10月下旬以降にお渡しできるようにします。具体的な日時については当日ご案内いたします。