とくしま好古楽倶楽部を開催しました

今日は今年度初のとくしま好古楽倶楽部を開催しました。

本来なら5月に第1回目のとくしま好古楽倶楽部で火おこしに挑戦する予定だったのですが、新型コロナウイルス感染予防に伴う臨時休館になったため、第2回にあたる今回が今年度初1回目というややこしい感じになっています。

今回のとくしま好古楽倶楽部は鋳造で鏡をつくってみるという内容です。

はじめに古代の鏡について説明をおこなった後、

展示室で徳島市内の遺跡から出土した古墳時代の鏡をいろいろ観察してもらいました。

展示室で古墳時代を鏡を見学した後、研修室に戻って鏡づくりです。
今回は140℃程度で溶ける低融点合金を使って鏡をつくってみます。
合金が溶ける様子もしっかり観察。

加熱した合金が液状になったところで、鋳型に流し込みます。

鋳型から鏡を取り外したら、鏡面を研ぎます。

鏡面が均等に平らになるまで研いだ後は研磨剤を使ってひたすら磨きこみます。

磨き終われば完成です。
しっかり磨きこむとちゃんと鏡として使えるくらいピカピカになります。

今回のとくしま好古楽倶楽部でも大勢のボランティアさんに参加していただき円滑に進めることができました。

ご参加いただいた皆さん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。

遺跡と遺物に学ぶ考古学講座 第1回 阿波国分寺に学ぶ

5月29日に遺跡と遺物に学ぶ考古学講座の第1回目の「阿波国分寺に学ぶ」を開催しました。

遺跡と遺物に学ぶ考古学講座は、これまで考古資料館で毎年開催していた考古学入門講座が新型コロナウイルスの感染予防の観点から中止になったことをうけて企画された講座です。
昨年度の下半期から実験的に開催し、受講していただいた方からの意見を基に昨年度より若干形態を変えて開催しています。

昨年度の遺跡と遺物に学ぶ考古学講座では、国分寺建立の詔が出て創建された阿波国分寺と現在の阿波国分寺には途絶していた期間があるため両者は別ものという考えから阿波国分寺“跡”をテーマにして開催したのですが、その際に「阿波国分寺の庭園を見たかった」というご意見が多数寄せられたので、今年度第1回目のテーマとして阿波国分寺さんを選びました。

資料館内で全体説明をおこなってからいざ出発
移動の途中、創建当時の阿波国分寺の寺域の北限と推定されている場所で説明

阿波国分寺に到着して早速阿波国分寺の庭園へ。ご住職に阿波国分寺の庭園について説明をしていただきました。

阿波国分寺の庭園は安土桃山様式の庭園であるため、その時期に造園されたものと考えられていましたが、発掘調査の結果江戸時代の後期に大掛かりな改修がおこなわれていたことが分かったそうです。

ご住職の説明を聞きながら

ご住職からは庭園の世界観などについて様々なお話を聞かせていただきました。

最近改修が終わった本堂

ご住職によると庭園は午前中が見ごろとのことです。庭園を眺めながら一日過ごせるとのことです。
今度、いろんなカメラを持って、この庭園で1日過ごしてみたいと思います。

庭園の拝観は拝観料300円が必要になります。