今日は今年度初のとくしま好古楽倶楽部を開催しました。
本来なら5月に第1回目のとくしま好古楽倶楽部で火おこしに挑戦する予定だったのですが、新型コロナウイルス感染予防に伴う臨時休館になったため、第2回にあたる今回が今年度初1回目というややこしい感じになっています。
今回のとくしま好古楽倶楽部は鋳造で鏡をつくってみるという内容です。
はじめに古代の鏡について説明をおこなった後、
展示室で徳島市内の遺跡から出土した古墳時代の鏡をいろいろ観察してもらいました。
展示室で古墳時代を鏡を見学した後、研修室に戻って鏡づくりです。
今回は140℃程度で溶ける低融点合金を使って鏡をつくってみます。
合金が溶ける様子もしっかり観察。
加熱した合金が液状になったところで、鋳型に流し込みます。
鋳型から鏡を取り外したら、鏡面を研ぎます。
鏡面が均等に平らになるまで研いだ後は研磨剤を使ってひたすら磨きこみます。
磨き終われば完成です。
しっかり磨きこむとちゃんと鏡として使えるくらいピカピカになります。
今回のとくしま好古楽倶楽部でも大勢のボランティアさんに参加していただき円滑に進めることができました。
ご参加いただいた皆さん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。