令和6年度特別企画展「鳥居龍蔵と城山貝塚」
徳島中央公園内にある城山で1922年に貝塚が発見され、発掘調査が行われました。貝塚を発見したのは徳島市出身で、人類学・考古学の研究者として国内外をまたにかけて活躍した鳥居龍蔵博士です。
発掘調査では縄文時代の資料を中心に多数の遺物が出土しましたが、その大半は太平洋戦争時に徳島大空襲で焼失してしまいました。
しかし、一部の資料は鳥居龍蔵が勤めていた東京帝国大学に移されており、現在でも東京大学総合研究博物館に保管されています。
今回の展示では東京大学総合研究博物館所蔵の城山貝塚出土資料を展示するとともに、城山貝塚の発見者である鳥居龍蔵の業績について紹介します。
会期
令和6年9月21日(土)から12月1日(日)まで
会期中の休館日
9月
24日(火)、30日(月)
10月
7日(月)、15日(火)、21日(月)、28日(月)
11月
5日(火)、11日(月)、18日(月)、25日(月)
開館時間
午前9時30分から午後5時まで
入館は午後4時30分まで
ところ
徳島市立考古資料館 展示室
入館料
無料
展示資料
城山貝塚出土資料(東京大学総合研究博物館 蔵)
記念講演会1
「明治から大正期における考古学・人類学の普及活動-坪井正五郎から鳥居龍蔵へ-」
平田 健 氏 (東京都教育庁地域教育支援部管理課埋蔵文化財担当 学芸員)
日 時 令和6年10月26日(土) 14:00~16:00
会 場 考古資料館研修室
定 員 50名 事前申し込み不要 当日会場まで(聴講無料)
記念講演会2
「城山貝塚の発見と発掘調査 -鳥居龍蔵が徳島に残したもの-」
湯浅 利彦 氏(元徳島県立博物館長)
日 時 令和6年10月26日(土) 14:00~16:00
会 場 考古資料館研修室
定 員 50名 事前申し込み不要 当日会場まで(聴講無料)
特別企画展関連ワークショップ「本気の縄文土器づくり」
縄文時代と同じ開放型の野焼きで縄文土器づくりに挑戦します。
日 時 1回目[土器の成形] 令和6年10月5日(土) 13:00~16:00
2回目[土器の焼成] 令和6年11月3日(日) 13:00~16:00
会 場 徳島市立考古資料館 研修室
対 象 小学生以上で第1回、第2回の両日とも参加できる方
定 員 20名(事前申し込み制・先着順)
申 込 令和6年9月21日(土)より考古資料館へ直接または電話(088-637-2526)にて受付。
受講料等 すべて無料
企画展示・現地解説会
特別企画展の展示資料を担当学芸員による解説を聞きながら観覧します。
[第1回] 9月22日(日)
[第2回] 10月26日(土)
[第3回] 11月16日(土)
[第4回] 12月1日(日)
※解説の内容は4回とも同じです。
いずれも13:00から14:00まで。
事前申し込み不要。当日展示室入り口にお集まりください。
主催
徳島市教育委員会
徳島市立考古資料館